初めまして。岡崎ちひろと申します。

MEYAME の"食"のコラムを担当させていただくことになりました。第一弾の今回は、私の自己紹介をさせていただこうと思います。よろしくお願いいたします。

▲友人を招いてスパイス料理×ワインを楽しんだ際の一枚

2021年2月に地元広島を離れ上京してきました。

現在は都内のグロッサリーショップに勤め、食料品の販売、イベントの企画運営を行う仕事をしています。

上京前は、広島県尾道市を中心に観光事業に携わる会社に勤め、新規事業の立ち上げで内装や備品の企画製作を担当していました。

建築家、写真家、グラフィックデザイナー、料理人、陶芸家など様々なジャンルや地域で活躍されている方とご縁をいただき、これまであまり触れることのなかった世界を知る機会となりました。

MEYAMEで店長を務める渡邊由理さん(由理ちゃん)とはその会社で出会い、他部署にいながらも自然と仲良くなりました。

▲2020年1月。当時由理ちゃんが勤務していた高松のアパレルショップに遊びに行った際に一緒に訪れたナチュラルワインのお店の写真

 5年ほど経った時にコロナが流行り、世の中の変化と共に自分自身でも「今後どんな生き方・暮し方をしたいのか」、「この先も自分が大切にしたいことは何か」について考え始めました。

その中で少しずつ見えてきたものが、"食"に纏わる仕事です。

親戚、兄妹も多く、常に食卓を囲むことが日常にあった幼少期。

夏や冬には遠方にいる親戚が帰省し大集合。お盆のお墓参りやお正月の初詣に親戚一同ずらっと列をなして参拝し、その後は宴が始まって、大人たちは食事とお酒を交わしながら夜遅くまで。なんてことが当たり前の光景でした。

社会人になってからは、友人や家族に料理を振る舞うことが増え、外食も好きだけれど、家の食卓を囲っている時間が好きだったことと、おもてなしすることが好きなことに気づき、自らその場を作れるようになりたいと強く思うようになりました。

そのことがきっかけで転職を決意し、今は都心にいながら、日本全国の小規模生産者さんや、食材の背景を伝えることを大事にしているお店に勤めています。

MEYAMEの"食"コラムのお話をいただいた当初、お洋服に関しての知識やご縁もなかった業界ということもあり少し戸惑いもありましたが、MEYAMEさんのコンセプト「ずっと手元に残しておきたい服」は、私が食に携わる中で大切にしている「ずっと使い続けたいもの、自分が手にするもの(選択)を大切にしたい」という思いと重なり、ジャンルは違えど根っこは同じだ。ということに気づき共感を得ました。 

"MEYAME=お洋服"というフィルターを通して、食と繋がれる機会をいただけたことがとても嬉しく、どんな発信ができるのか少しの緊張とわくわく感を持ちながら記事を書いています。

美味しいもの好きでもある由理ちゃんとは、お互いの気になるお店の情報交換をして、広島にいた頃はドライブがてらよくご飯を食べに出かけました。

そのほとんどは、私の気になるお店に付き合ってもらうことが多く、特にナチュラルワインが好きな私のお店セレクトは偏っていて、会うと必ずワインの店。なんてこともしばしば。

由理ちゃんはお酒をあまり飲まないにも関わらず、いいよ、行こー！と一緒に楽しんでついてきてくれる、優しいお人です。

次回は、食の道に進もうと思い始めたきっかけの一つ、ナチュラルワインとの出会いについて綴りたいと思います🍷